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Jupiter Quartet Japan

メディア記事

−ジュピター・カルテット・ジャパン:関連記事−




朝日新聞平成 22年2月19日号より 名古屋・電気文化会館でのリサイタル記事


























































朝日新聞平成 22年2月5日号より 三重県津市・文化会館でのリサイタル記事




読売新聞 平成 21年11月10日号より 第9回ロストロポーヴィチ・チェロコンクール優勝
































































中日平成 20年12月16日号より 故郷でのリサイタル記事





STRINGストリング誌記事より

ジュピターがレッスンの友社String誌に載りました!音楽プロデューサー中野雄氏のご好意でHPに掲載します。

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中日新聞1月8日号より ジュピター公演記事




読売新聞東海版1月1日号より 植村太郎インタビュー記事







「…(略)今、特に力を入れているのが04年に同窓生と結成した『ジュピター弦楽四重奏団』の活動だ。『自分を主張しながら、4人で一つの楽器を奏でる。ソロともオーケストラとも違う感覚なんです』。夢は『東京クヮルテット』。大学の先輩達が39年前に創設した伝説の四重奏団である。」
(掲載記事より抜粋)




公演情報

12日に名古屋氏中区の宗次ホールで「ジュピター弦楽四重奏団演奏会」。メンバーは佐橘まどか(バイオリン)、原麻理子(ビオラ)、宮田大(チェロ)。ブラームスの弦楽五重奏曲第2番など。4月と12月に名フィルに出演予定。12月にはベートーベンのバイオリン協奏曲を弾く。
(掲載記事より抜粋)




























ブラームス協会会報誌”赤いはりねずみ”
掲載記事より




NORFOLK CHAMBER MUSIC FESTIVAL by 原麻理子



私たちジュピターカルテットが2ヶ月ぶりに4人揃い、ノーフォークに着いたのは7月22日。成田からデトロイトでの乗り継ぎを経て、1日近い旅行でした。
このNorfolk音楽祭、今年66周年と長い歴史があり、また今年は東京クァルテットの音楽祭出演30周年!と、おめでたい年でもありました.....

また、私たちの母校、桐朋学園にとっても大きな意味を持つ場所なのです! というのは、桐朋学園が初のアメリカツアーをしたときに、ここノーフォークでも演奏をしたそうです。Music shade と呼ばれるホールは全てが木造りで、豊かな音響です。
大自然の中で、日々の忙しさから開放されてリラックスした先生方や、コーチングを受け熱心に練習する学生達が毎日のようにこの環境でしかできない演奏を繰り広げていたように思います。

  翌日の月曜日から、リハーサル、午後コーチング、演奏会、リハーサルの日々が始まりました。1週目、私たちのコーチは今年で解散のフェルメール・カルテットのヴィオリスト、Richard Young 氏。 曲はブラームス弦楽四重奏NO.2。
初対面で、緊張する私たちを暖かい人柄でほぐしてくださり、すぐにRichardに夢中になった私たちがいました。
音楽だけでなく、人間としても、私たち一人ひとりをよく観察し、手助けしてくださり、信じるということの大切さを教えてくださいました。毎晩、練習後にはパブに誘ってくださり、沢山の話をしてくださいました。笑いあり、感動あり、どんどん関係が深まっていったと感じました。
その週の土曜日に、Young Artist Recital という学生の演奏会でブラームス全楽章を演奏しました。 この1週間で学んだことをトライでき、また今後の課題もみえた本番でした。演奏後は、彼とともに、言葉に表せない感動が沸き、涙をともに流しました。

2週目、今週からは、バルトークの弦楽四重奏3番と、ブラームスのピアノ5重奏の2本立てです。共演ピアニストはイギリス、マンチェスターから参加のRobert Thompson(22歳)同世代の彼とは、学びあうものが沢山あり、刺激になりました。
コーチは、カルテットが原田幸一郎先生と、クインテットがAndre-Michel Schub氏。
一日に2曲のコーチングをこなしつつ、それぞれの曲を練習する事は思った以上に大変でした。
原田先生は、「日本人特有の謙虚な表現はときに、弱く思える」とおっしゃられ、私たちに「もっと!もっと!」とよくおっしゃられました。
Schub先生からはブラームスの音楽で大切な、Richで Fat な音や、空間を感じることをおっやられました。
  この週は、原田幸一郎先生が、ピアノカルテット等を演奏し、なんと26年ぶりの凱旋演奏!!最初の一音から、心を引き込まれるような、そんな素晴らしい名演で、私たち4人は、原田先生から目が離せなくなっていました。
 この2週間で、私たちにとって大きな支えとなってくださったのが、イェールで教鞭をとっていらっしゃる安芸晶子先生。 毎日、私たちひとりひとりを気遣い、時には日本食を作ってくださったり、どっぷりお世話になってしまいました。 このような暖かさに支えられ、感謝しました。
日曜日には、トビー ポンドという池?!に泳ぎに遊びに行きました!やっと息抜きです!

  3週目、いよいよ東京クァルテットが到着!
音楽祭も最後のスパートに突入です。
ピアノ5重奏のコーチはAni Kavafianというチャーミングであり、とってもパワフルな女性の先生。
  カルテットは池田先生、磯村先生のコーチング。私たちにとって、一番大切なことをアドヴァイス下さいました。それは、演奏中のコミュニケーション。詳しくは、カルテットによってその方法は違うけれど、先生が教えてくださったのは、基本的なアイコンタクト、表現したいことを相手に伝わるようにexpressする力、そしてそれを受け止める力。それはとても難しいことですが、それをだんだん自分達のスタイルの中でできてくると、一歩前進できるような気がします。
  水曜日には、車で30分ほどの街にある、薬物中毒者のための施設にアウトリーチ演奏へ!音楽祭ディレクター、Paulの運転で。(彼の自慢のレトロなオープンカー、赤のレザーシート!!)で、風を受け髪の毛をぼさぼさにしながら移動しました。
プログラムは、モーツァルトのディヴェルティメント、ブラームスのカルテットから抜粋と、バルトーク。 皆さん、聞き入ってくださってあたたかい雰囲気でした。
バルトークは始めての本番でした。

翌日、木曜日の夜はブラームスピアノクインテットの本番。 1,3楽章のみの演奏ですが、音楽祭ならではのエネルギーのあるブラームス演奏だったと思います。 Ani,そしてSchubのコーチのもと、robertと一緒に弾いた10日は、忘れがたい音楽祭の思い出です。
いよいよ土曜日、音楽祭最終日の午前中、バルトーク3番の本番です。 私たちは一番最後の出番。この演奏がYARシリーズを締めくくるんだ・・・というプレッシャーがあるような、ないような。実際には、音楽に集中することで精一杯! “冷静に、しかし思い切って表現する!”これを課題にステージへ!
傷はあったものの、今までの自分達とはなにか違う感覚をつかめたような、そしてこれからどうやってまた練習し、造っていくか、課題や方向のみえる、充実した貴重な演奏でした。

演奏を終えて、3週間分の緊迫感が一気にほどけ、いつになく食欲のでた4人。
午後は、ホストファミリー一家が、イェール大学の本キャンパスのあるNew Havenまで連れていってくださり、そこでお土産の買い物をし、アメリカの“大学のキャンパス“の大きさにびっくりして、帰ってきました。
夜は、東京クァルテット30周年演奏会。しかも創立者である原田幸一郎先生が、第2ヴィオラを演奏し、ブラームスの弦楽5重奏1番の演奏。
この夢のような瞬間に、立ち会えたなんて、そう思うだけで身が震えるほど感動!!
この一週間、東京クァルテットのメンバーと原田先生が、嬉しそうに、幸せそうに一緒に話し、酒を飲み、過ごしている その光景もまた、素晴らしい思い出です。






「月刊なごや」2007年10月号記事「出会い2007 植村太郎」より


....(略)ソロ、オーケストラに加え、04年に大学の仲間と結成した「ジュピター弦楽四重奏団」でも活動。欧州と日本を往復する生活は多忙を極めるが、大好きな音楽だから、パワーがでるとにっこり。
「僕が音楽をやれているのは、周りで支えてくれる人のおかげ。応援していただいた分は、感動で返したい」
欧州でさらに技術を磨き、音楽を通じて社会貢献するのが今後の目標。
「素晴らしい音楽家は、必ず人としても尊敬できます。僕も、人間として成長することで音楽を磨いていきたい」




「中日新聞(夕刊)」2007年7月17日付記事「名フィル定演植村太郎が初登場」より



....(略)最も力を入れているのが室内楽。自ら組織したジュピター弦楽四重奏団が、世界的に著名な東京クヮルテットに招かれ、二十二日から米ノーフォーク音楽祭へ。九月からは欧州で研さんを積む。独ハノーバー音楽大に留学し、ソロと室内楽を両輪に、欧州と日本をまたにかけた音楽活動を続けていく予定だ。(略)....

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